2017.08.14 Monday
勾玉の形をした楽器
先日、木聲舎(もくせいしゃ)に来られたお客さまが、「真琴」という楽器を持ってきてくれました。
ポロロンと奏でると、なんて雅びな優しい音!
日本歌曲が合う音色で、「竹田の子守歌」を弾いてもらって、とても癒されました。
さらに、真琴をお腹の上に乗せて弾いたり、頭の上で弾いてもらったら、なんとも心地よく、心と体がゆるみました。
大昔、そんな風に、楽器や声によるト−ニングによって、病人を治していたのではないでしょうか・・・。
時には、寿命を迎えた人が安らかに旅立てるように、美しい音色でお見送りしていたのかもしれない・・・そんなことを想像してしまう楽器でした。